シャッタースピードってなに? | OLYMPUS OM-D&PENファンサイト

OLYMPUS OM-D&PENファンサイト

OLYMPUS PEN&OMファンは、OLYMPUS社のミラーレス一眼カメラ、PENシリーズとOM-Dシリーズを主にした、写真やカメラの魅力をとりあげているサイトです。私も初心者の域を脱しない下手の横好きなので、みなさんと一緒に勉強や実験をしていけたら幸せに思います。

シャッタースピードってなに?

シャッタースピードってなに?

カメラのSモードなどを使うと、シャッタースピードを好みの設定に変える事が出来ます。
ここでは、シャッタースピードとは何かということを書いていきたいと思います。

もう、文字通りシャッターが開いている時間の長さの事です。
デジタルカメラはセンサーに光を当てる事で写真を記録しています。普段、シャッターはずっと降りていて、センサーは真っ暗な中にあります。
シャッターボタンを押す事でシャッターが開き、センサーに光があたって写真が記録されるという仕組みですね。
1/4000という設定だと、1/4000秒間だけシャッターが開くことを表していて、“1″だと1秒間シャッターを開くことを表しています。

使い方は?

これも、実際に撮影した写真を見てもらった方が早いと思います。

どうでしょうか。
走っている車の軌跡がびよーんと写ってますよね。
これは、車の移動の軌跡が、シャッターが開いている間記録されていたので、こう写るわけですね。
例えば、渋谷のスクランブル交差点にカメラを置いて、シャッタースピードを長めにして写真を撮ったりすると、歩いている人々が消えて誰もいない渋谷の写真が撮れてしまったりします。
シャッタースピードをうまく使う事で、すごく面白い効果の写真が撮れちゃうんです。
これは是非使ってみて欲しいですね。

設定をする上での注意点

シャッタースピードの設定を行うことで幾つか注意点があります。
暗いところで速いシャッタースピードで写真を撮ると真っ暗になってしまいます。
これはセンサーが短い時間で十分な光を得られなかった結果です。暗い所で速いシャッタースピードを使って写真を撮るには、ISOを出来る限り最大にし、F値を開放に設定するなどの対策をしなければなりません。
逆に、明るいところでシャッタースピードを長くして撮ると、写真は真っ白になります。
これはセンサーが長い時間で光を得すぎた結果です。明るい場所でシャッタースピードを長くする為には、ISOを出来る限り低く、F値をF22など絞り気味に設定したりします。

明るい場所でシャッタースピードを長く撮る為に、NDフィルターと呼ばれるサングラスのような秘密兵器があったりします。
こちら、別途レンズフィルターのページでご紹介しますね。