一眼での子供の撮り方(室内編)※追記
子供の撮り方(室内編)
我が家には2011年9月生まれの子供がいます。
出産以来撮りためた写真は既に2000枚を超える勢い。昔のフィルム時代と比べて、今の時代の子供の写真の量ってとんでもない枚数になりそうですね。
その2000枚を撮影する中で、初心者なりの経験で得た事が誰かの参考になればと思い、記事にしてみます。
うちの子は現時点では、つかまり立ちと伝い歩きはマスターしたんですが、まだまだ歩けません。
そうなると、撮影条件の多くが室内になるので、今回は室内編ということで書いていきたいと思います。
内蔵フラッシュは使わない
内蔵フラッシュは子供の目にも、撮影結果にも良い影響がないのでオフにしましょう。
時間帯が許せば、なるべく自然光がいいですね。
E-PL1 20.0 mm f/1.7 f/1.7 20.0 mm ISO640 1/80sec
高感度設定&明るいレンズを使う
フラッシュを使わずに写真を撮るとなると、気になるのがブレ。
手振れだったり被写体ブレだったり、失敗のリスクが高まってしまうので、それを防ぐ為に本体側ではISO感度を出来るだけあげましょう。
あまりあげすぎると画質が落ちてしまうので、PENシリーズであればISO800〜1600、E-M5であればISO6400くらいまでですね。
E-620 30.0 mm f/1.4 f/1.4 30.0 mm ISO200 1/60sec
レンズはキットレンズだと室内撮りでは少々役不足です。
用意出来るようであれば、明るい単焦点レンズを用意しましょう。お子さんからの距離が近めであれば、Panasonic 20mm F1.7、Panasonic 25mm F1.4、ちょっと離れたところから自然な表情を撮るならOLYMPUS 45mm F1.8。この3本あたりでしょうか。
他にもSIGMA 19mm F2.8やSIGMA 30mm F2.8もフォロワーさんからオススメ頂いています。AFはPanasonic 20mm F1.7よりも速いとのこと。被写界深度も2.8くらいの方が扱いやすいかもですね。しかも1万円台半ばと、激安。
上の写真はフォーサーズのSIGMA 30mm F1.4。これだけ明るいとISOも200で余裕ですが、残念ながらフォーサーズ規格なのと、もう生産されていません。
20mmが4万円近くするので、少し頑張ってSIGMA 19mm + M.ZUIKO 45mmの単焦点2つ持つっていう選択肢も確かに素敵ですね。
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ピント合わせ
「中央フォーカスで半押ししてから構図を決める」といった撮り方だと、まずピントずれますw
子供は落ち着いて待っていてくれることが皆無なので、構図はあらかじめ決めておいてAFポイントを設定しておきましょう。顔を撮る時は目にピントですね。
PENやE-M5には顔認識AFや瞳認識AFも搭載されているので、うまく利用したいところです。
あ、AF補助光のある機種の場合はオフにしてあげましょうね。眩しい顔になって良い表情が撮れないし、かわいそうです。
E-PL1 20.0 mm f/1.7 f/1.8 20.0 mm ISO800 1/80sec
露出補正
露出は少しオーバー気味に撮った方が、子供の持つ純粋さや可愛らしさが強調されます。条件次第ですが、+1EVとかで抑えておきましょう。やりすぎは厳禁です。
逆に露出をアンダー気味に撮ると日常感が出ます。ダカフェ日記さんのような写真を撮りたい時はアンダー気味にしてみるのもいいかもしれないです。
下の写真は+0.3EVだったかな。
E-PL1 30.0 mm f/1.4 f/1.4 30.0 mm ISO200 1/200sec
ホワイトバランス
AUTOで撮れば間違いないんですが、温かみを出したい時は高め、涼しげな光景にしたい時は低めで撮ったりという感じで、雰囲気を出す為に積極的に使っていきましょう。
これも、「お!良い感じかも!」と思ったポイントから少し控えめに設定してあげるといいかもです。テンションあがってると、あとで見た時にやり過ぎだった…って事が多いんですよねw
E-620 30.0 mm f/1.4 f/1.4 30.0 mm ISO200 1/100sec
構図や方法
慣れてきたら構図にも少し凝りたいところ。
顔や目線のある方向に空間を作ってあげたり
E-M5 OLYMPUS M.45mm F1.8 f/1.8 45.0 mm ISO1600 1/100sec
大人の手をフレームインして小ささを強調してみたり
E-PL1 20.0 mm f/1.7 f/1.7 20.0 mm ISO1250 1/60sec
視線の先でパパやママがあやしてあげたりすると良い表情に
E-PL1 30.0 mm f/1.4 f/1.4 30.0 mm ISO200 1/800sec
部屋の片づけや小物も重要です。散らかりがちだけど気をつけましょうw
下の写真は、起きた時どんな反応するかな?と人形達で囲んでみましたw
E-PL1 30.0 mm f/1.4 f/1.4 30.0 mm ISO250 1/80sec
あとがき
難しいところは、動きまわる・暗い・思った顔をしてくれないの3点でしょうか。
明るさはレンズ・本体の性能・室内条件でどうにか出来ます。動きまわることに関してはある程度諦めましょうw 寝顔を撮るのもアリですしね。
ゴキゲン斜めな時は写真はやめておきましょう。
いつでも笑ってくれるし、無理して撮ると写真を撮られることが嫌いになっちゃいますからね。
これが一番のポイントかもしれないです。
写真を撮られる=楽しい事っていう風に感じてもらえるようになれば、いつかポーズを撮ってくれるようになったり、レンズを向けるだけで笑ってくれるようになったりするかもしれませんw モデル育成計画といったところでしょうかw
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